辛夷と木蓮の違い、分かりますか?
花言葉は?白木蓮と紫木蓮では微妙に?
　昔、268号線の野尻湖から10号線に合流する
道すじに見事な辛夷の並木通りがあった。
溝辺空港近くの高速道路沿いの辛夷は、
笹薮が増え、昔の面影は失くなっている。
　甲突川沿いに鶴田義行（200㍍平泳ぎ連覇の金メダルリスト）
の実家前に顕彰碑があり。傍らの辛夷の花は、毎年咲いています。

「まんず〜咲く」、大浪池の「マンサク」が咲き始めた。
今年は寒暖差が目まぐるしく、花季がかなり遅れている。
この日も、樹氷の中のマンサクに会うことが出来た。

蕾、芽吹く、開花へ、寒の戻りでソメイヨシノの標本木がなかなかだ。
早咲きの暖流桜は葉桜となったが、河津桜、山桜が咲き揃っている。
染井吉野は陽だまりでかなり、咲いている、やがて開花宣言か?
来週も寒の戻りの日々だそうが、桜前線が列島を上がる日が近づく。

　鹿児島市から霧島に向かう時、錦江湾沿いの崖、緑の中に
　ぽつりポツリと点す山桜。霧島山での咲き始め、風に吹かれ
　散りゆく山桜たちの在りよう。最後は、帰途見納めは白銀坂
　の山裾を照らし、陰の夕映え山桜を楽しめる頃となります。

　親戚が屋久島の安房にいたので、70年前から屋久島には通っている。
艀の宮之浦、安房港、木の葉船が栗生まで行っていた。闇夜は波川風の
音だけ響く海沿いの道だった。最盛期の頃の小杉谷を訪れたこともある。
世界遺産登録から30年、目覚ましく洋上アルプスの島は変貌している。
　屋久島最後の山守の方の、古里・石塚集落（廃村）にトロッコで行った。
10数年前のことである。その帰りに、小杉谷の沿革を詳しく説明された。
屋久杉伐採で荒れ果てた小杉谷は今でも昔の暮らしの破片が散在している。
伐採跡の森はかなり、再生されて来ている。沢山の登山者が縄文杉、屋久島
シャクナゲ、奥岳縦走で訪れ、雨風の自然の崩落以上に人により荒らされる。
　生命の島は多様な自然の豊かさを見せてくれる。70年の間にいろいろな屋久島に
出会いその変貌に驚きつつも太鼓岩からの小杉谷の山桜の再生の森に、今は会いたい。